第14回目のテーマは「掛け軸」です。日本の伝統的な座敷で重要なのは床の間です。そして床の間の主役は掛け軸です。掛け軸には多くの種類があります。自然を墨で描いた「山水画」、四季の花や鳥を描いた「花鳥画」、仏教に関する絵「仏画」、禅僧などが書いた「書」もあります。掛け軸は同じものを掛け続けるのではなくこまめに掛け替えるものです。客や季節によりふさわしいものに替えるのです。巻いておけば場所もとりません。掛け軸によって部屋の雰囲気が変わります。画や書が描かれた部分は「本紙」、それを保護し装飾する部分は「表具」です。本紙と表具が一体となって1つの作品になるのです。
 
<The most important feature ・・・>
~の最も重要な特徴

床の間の主役は掛け軸です。
The most important feature in an alcove is the kakejiku.

*alocove ものが置けるように壁をくぼませたもの

<interval>
間隔

at correct intervals
一定の間隔で

at intervals
間隔をおいて

掛け軸はこまめに掛け替えることができます。
Kakejiku can be changed at frequent intervals.

<scrollと巻物>
scroll 巻いてあるものであれば広げる方向は縦・横どちらでもよい

日本では横に広げて読み進めるものを巻物、縦に広げて壁に掛けるものを掛け軸と呼ぶ。これは日本語がもともと縦書きの言葉のため。一方、英語は横書きの言葉で、横に広げていくのは使い勝手がよくないし、縦に広げるのはやりにくく、巻物文化が発達しなかった。近年、インターネットの進化でscrollという言葉がよく使われるようになった。