第40回目のテーマは「富士山」です。標高3776メートル、日本最高峰の富士山。日本人が古くから愛してきた山です。約10万年前から火山活動を経て現在の形になりました。日本の象徴として海外でも広く知られています。季節や時間の流れとともに富士山は多彩に表情を変えていきます。富士山の位置と海岸からせり上がる形がその表情の変化に影響を与えています。海からの湿った風は山肌に沿って上りさまざまな形の雲を作りだします。巨大な帽子をかぶせたようなこの雲は「笠雲」と呼ばれています。山頂から太陽が現れる時に見られる「ダイヤモンド富士」、陽の光を受け、シルエットがくっきり浮かび上がります。表情を変えながらも常に雄大な美しさを誇っています。富士山は古くから信仰の対象でした。多くの人が1度は登りたいと夢見ました。江戸時代には富士山に行けない人が「富士塚」と呼ばれるミニュチュアを身近な場所に作りました。富士山の代わりを果たしたのです。富士山は絵や詩歌の題材にもなりました。江戸末期に生きた葛飾北斎は富士山が描かれた風景を様々な工事で版画にしました。「富嶽三十六景」です。代表作の通称「赤富士」です。朝日を浴びて赤く輝く一瞬を的確に捉え版画にしたと考えられています。こちらも有名で大きな桶と奥に見える小さな富士山を対比させ奥行きを感じさせる傑作です。時を越えて人々の心にその存在を刻みこんできた富士山は日本の母なる山なのです。

<feel an affinity with ・・・ ~に親近感がある>

日本人は古くから富士山に深い親近感を持ってきました。
The Japanese have felt a deep affinity with Mt.Fuji since ancient times.

<at least ・・・ 少なくとも>

多くの日本人は少なくとも1回は富士山に登りたいと思っています。
Many Japanese want to climb Mt.Fuji at least onece.
 
<Mt.Fujiと富士山>
英語で富士山を呼ぶ時はMt.Fujiが一般的でMt.Fujisanと言う事はあまりありません。富士山のさんは山を表すのでそこにMountを加えると重複してしまうためです。ところが日本の地名を表すのにあえて重複した表現をとらないと意味が通らないものがあります。

東大寺 Todaiji Tmeple
大島   Oshima Island
月山    Mt.Gassan

富士山の場合は単独でも使われるので意味が通ります。それに対して東大寺、大島、月山は全体で1つの固有名詞として扱われることが多いので切り離すと伝わりにくいのです。外国にもそのような事例があります。

Missippi    「大きな川」が語源 ミシシッピ川
Kilimanjaro  「輝く山」が語源   Mt.Kilimanjaro

言葉はルールが正しいかどうかより正しく相手に伝わるかどうかの方がより重要なのです。


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<今日のテーマ>
「絶対に手は下げちゃだめ」を英語でなんと言う?

手はhandだけ?=>両腕をおろすのは絶対だめ

Never put your arms down.
絶対に手は下げちゃだめ

[応用問題]

Lift your arms up above yourhead.=>実際に頭に上げる動作をする
頭の上に両腕を上げてください

Stretch your arms out straight.=>実際に手を広げる動作をする
両腕をまっすぐいっぱいに広げてください

Put your hands behind your back.=>実際に背中の後ろに両手を回す動作をする
両手を背中の後ろに回してください


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