第37回目のテーマは「囲碁」です。交差した線状に白と黒の石を打つ日本ではなじみの深いゲーム、囲碁です。現在、国内で300万人の囲碁愛好者がいるとされます。囲碁では「碁盤」と呼ばれる台が使われます。白と黒の石を碁盤の上に置きます。ルールは簡単、1対1で戦い、陣地を取り合うゲームです。碁盤には19本の直線が縦横に引かれ、線の交差する点に交互に石を置きます。1度置いた石は動かせません。陣地の広さは自分の石で囲んだ空間にある交差する点の数で決まります。相手より点の数が多ければ勝ちです。囲碁は今から4000年ほど前に中国で生まれたと言われています。19本の直線が交わる点の数は361で1年の日数とほぼ同じことから囲碁は天文学や占星術と関係があったと言われます。囲碁は武将達に愛されました。策を講じて陣地を拡大していく囲碁は戦に勝ち、領土拡大を目指す武将にぴったりだったのです。江戸時代になるとプロの碁打ちが誕生します。年に1度、江戸城で催される大会で碁打ち達は優れた技を披露しました。同じ頃、庶民が碁を打てる碁会所も次々に開かれました。こうして日本の碁のレベルは格段の飛躍をとげました。現代ではインターネットの普及により誰とでも対局できるようになりました。囲碁の愛好者は世界中に広まっています。囲碁は今ではおよそ70の国や地域で4000万以上の人に楽しまれています。
 
<A familiar to B ・・・ AはBにとってなじみがある、見聞きしたことがある>

囲碁はほとんどの日本人にとってなじみのあるゲームです。
The game of go is familiar to most Japanese.

<one after another ・・・ 次から次に *one ~ after anotherとしても使える>

江戸時代に碁会所が次々と開かれました。
Special go houses were set up one after another in the Edo period.
 
<astrologyとastronomy>

astro logy 占星術、星占い
星 学問

astro nomy 天文学
星 法則

天文学ではなく、星の学問が星占いというのは違和感があるように思えます。なぜこのように言うかは天文学の歴史から来ています。古代~中世にかけて、天文学は天体の運行をもとにした「占星術」が中心でした。星の動きは人体や社会に大きな影響を与えると信じられ詳しく研究されました。このようにかつては「占星術」が重要な学問として位置づけられていたのです。そのため星の学問、astronogyと呼ばれたのでしょう。その後、コペルニクスが地動説を打ち出し、望遠鏡が発達し、飛躍的に科学的な「天文学」が発達しました。これまで学問とされてきた「占星術」が科学のジャンルからはずされて考えられるようになりました。そこでastrologyとは区別する意味で似たような語として使われたきたastoronomyを「天文学」に当てはめていったのでしょう。学問も時代によって変化するのです。


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<今日のテーマ>
「もっと右へずらして」を英語でなんと言う?

ずらす=動かす=move =>動かしてください、それをもっと右へ

Move it more to the right.
もっと右へずらして。

[応用問題]

「もうちょっと左へにずらして」=>Move it a little bit to the left.

植木鉢の置き場所を
「もうちょっと窓際に近づけて」=>Move it a little bit closer to the window.


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