第23回目のテーマは「箸」です。普通は自分専用の箸があり家族でも他人の箸は使いません。箸の用途は多彩です。まず食べ物がつまめます。切ることもできます。海苔をご飯に巻いたり、魚の小骨を取ったり、細かい作業もこなせます。食材を混ぜ合わせたりと箸はまさに日常生活の一部であり、日本の食文化には欠かせません。箸は機能だけでなく見た目の美しさも重んじられます。もともと竹や木を素材のまま使っていましたが江戸時代の裕福な承認の影響で漆の塗り箸が広がりました。箸は茶の湯文化にも溶け込んでいます。茶会で出さされる懐石では杉や竹など様々な材質、形、色の箸が使われます。料理や皿の彩りに合わせて使い分け目を楽しませるのです。古来、箸は人と神を結ぶ懸け橋であり神聖なものとされてきました。今も噛みえの供え物に箸が使われます。箸祭りという行事もあります。箸には使った人の霊が宿るとされてきました。故に使わなくなった箸を捨てずに感謝を込めて燃やし供養するのです。箸は単なる食事の道具ではなく日本人に信仰心とも結びついています。

<pick up つまみあげる>

その他の箸に使える表現

切る cut
かきまぜる whisk
取り除く remove
突き刺す skewer
日本の食べ物は箸でつまみやすいものがほとんどです。
Most Japanese food items are easy to pick up with chopsticks.

<A is made of B ・・・  AはBで作られている>

何から作られているかわかりにくい場合は

A is made from B ・・・  AはBで作られている

多くの箸は竹や木から作られています。
Many chopsticks are made of bamboo or wood.

<箸とkinefe & fork>
箸は食事のシンボルとして食卓の様子を表すのに使われる。例えば、箸をつける、箸がすすむなどです。kinefe & forkはそのような表現には使われません。日本の端は8世紀ごろから使われていて神に食べ物を供える道具としても使われ、食べ物以外には使われることはあまりありません。西洋では元々手づかみで食事が主流でした。kinefe & forkは18世紀のフランス革命後に一般的に広まりました。knifeは武器や手術にも使えますし、forkは農作業用にも使われました。このように多様な用途に使われるため、食事のシンボルとは使われないのでしょう。